岩手県花巻市で宮沢賢治の足跡を訪ねて

宮沢賢治に関する施設

生前に発表された作品は少なかったのですが、宮沢賢治の詩や童話は今も尚たくさんの人たちから読み継がれています。そのために、宮沢賢治を生み出した岩手県花巻市に関心を持つ人たちが数多く訪れています。

とりわけ人気が高いのは宮沢賢治記念館です。音楽を愛した宮沢賢治のチェロが展示されていますし、大学の農学部で学んだ知識を活かして設計した花壇が造られてます。新幹線が停まる新花巻駅からタクシーで3分の近距離です。

また、花巻市内には、若い人たちが集う場所となっていた羅須地人協会が保存されており、誰もが宮沢賢治の面影を訪ねることができます。

宮沢賢治が愛した自然

宮沢賢治は大学で農学を勉強したほどですから、岩手県花巻市の自然を慈しむ想いがひときわ強かったようです。とりわけ有名なのはイギリス海岸です。正しくは北上川の西岸であり、イギリス海岸とは宮沢賢治の造語です。岩が剥き出しになった岸辺を見て、はるか遠くイギリスにある白亜の海岸を連想したことから名付けました。宮沢賢治は海外旅行を一度もしたことがありませんでしたが、書物や写真から知識を得て、想像の世界に浸ることがしばしばありました。

また、宮沢賢治が何度も作品に残した早池峰山は国定公園に指定されました。豊かな自然が残されており、宮沢賢治の足跡を訪ねるのにふさわしい観光地です。